(TAT)chaN's Blog

情報科学へのアプローチ痕跡

2014 Summer Intern

◆はじめに

この夏、某大手企業のエンジニア枠インターンに応募して、

無事に通ったので、2週間弱のインターンをしてきました。

インターンを終えての心境を簡単にまとめておきます。

 

◆感想まとめ

結論から言うと、想像以上に充実してて、有意義でした。

いままで、いくつかの就職活動系イベントに参加してきましたが、

比較にならないぐらいよかったです。

 

インターンは意味があるのか

就職活動のプラスになるのでは?とたまに耳にしますが、

実際のところはどうなんでしょうね…。

なるかもしれませんが、インターンが就職活動の成功に直結するとは

思いませんでした。

大事なのは、何でインターンをするかの目的を明確化しておかないと意味が

ないと思いました。

ただ、インターンしといた方がいいなぁと思ってるレベルであれば、

時間がもったいないので遊んだ方がいいと…。

(当たり前なことしか書いてない気がしてきた!)

 

インターンに参加する目的

私の中では、「自分のマインドと似ている企業ではないか?」

という思いがあり、気になっていたのが始まり。

仕事スタイルとか仕事の雰囲気とか、

働いている人の人柄、働いている人がどんな事を考えて仕事しているか など

を知りたいのと、自分が今持っている能力が

大手企業だとどの程度発揮でき、影響を与えることができそうか推測する

ため に参加したって感じですかね。

 

インターンの内容

内容に関しては機密なので書けませんが、スタイルとしては、

何日か研修、残りはテーマ内で実際の仕事をしてみる

(企画して開発してプレゼン)

って感じです。

 

◆大手企業の必要性

大手企業でなければインターンしたことあって、今回は大手企業。

大手じゃないと、いろんな人の意見が出てこないと感じました。

(ここでのいろいろな人とは、様々な部門の人がいる、

ある種に特化している人がたくさんいて、あることに詳しい

専門家がたくさんいるイメージ)

会社が小さいと、どうしてもエンジニアがいて、

人事がいて、企画の人たちがいてのイメージで

何かのプロジェクトが走るにしてもいつも同じフローを取ると

いった感じで、斬新さが減るし、プロジェクト遂行の柔軟性が落ちると思います。

大手は金銭的にも人材的にも余裕が少しあるので、

プロジェクトの進め方等を状況に応じて動かせると思いました。

小さい企業は生命線になるサービス運営が大変で、

とてもクリティカルな問題と戦わないといけない場合があるからです。

それは私にとって辛いなぁと思いました。

(これは人それぞれの価値感ですよね、私がベンチャーとか

昔は興味あったんですけど、最近はちょっとなーと思うのは

どうやらこういうことみたいです) 

 

◆お金が出るインターン

はじめてお金が出るインターンに参加したのですが、

とても満足です。お金が出ないインターンは経費節約のためか、

インターン生に対する対応もケチる傾向があったなぁと思います。

今回はメンターの手厚さに感動しました。

お金が出るインターンは企業としては、是非いろんな経験を

して欲しいし、願わくば当社を志願して欲しいのだとすごく感じました。

「学生に仕事を手伝わせる」という観点でお金を出すインターンだと

怖いですが、「お金渡すから、当社の話を聞いて!」のスタイルの

企業がインターンとして内容が濃いし良いと感じました。

今回のインターンはコレに当てはまります。

タダ飯が何回も出来たのは非常によかったですね。

 

インターンの期間とかセミナーとか

1dayとか意味なし、ただ会社説明会

3dayとか、なんとなくどんなことしてるかの理解レベル

5dayでやっと環境も作れてちょっと触れるインターンできる

2週間レベルで、環境作って学んで、結果も出してのインターンができる

それ以上だと、もうバイトですね。

(研究とか忙しいじゃん、好きな人はやったらーって感じですね)

どんなインターンも環境構築する場合は

モノとスキルレベルによりますが、1~3日かかるイメージです。

環境知りたいだけなら3dayで十分ですね…。 

 

◆仕事内容から学べたことは

内容に関しても満足でした。会社を知るということに重きを置いていたので

「学んだことを研究に活かそう」とかは思ってなかったので、

特段気になりませんでした。

ただ、当たり前そうなことも知らなかった感じで取り組んでいたので、

もっと日頃からちゃんと勉強しておくべきだと反省していますね。

 

◆何を勉強しておくべきか

インターンしてみたい、デスマしてみたいレベルだと

比較的広く浅くの知識でもいいから身につけておくと良いかなというのが

私の今までの経験から言えますね。

もっとこのへん理解しておけばよかったと思ったものをまとめておきましょう。

▽サーバサイドのプログラミング

(超テキトーにあげると、java, servlet, jsp, maven, php, apache, tomcat)

▽クライアントサイドのプログラミング

(同様に、html, css, javascript, jquery, ajax)

▽その他

(http, json, ssh, vim, IDE, cron, pipeline, hadoop, mahout, git, linux)

いろんなライブラリぽんぽん使えることが大切ですね。

 

◆大学(大学院)でやらないけど自分やっておくべきこと

私は大学一年からプログラミングをちゃんと始めてる人で

カリキュラムからあまり脱線せずに勉強していた人なので

標準系です。まとめると以下。

vim (Emacsしか教えない、サーバにvimしか入ってない場合多い)

▽git (チーム開発だとソースコードの管理がこれじゃないと無理)

sshとかgrepとかパイプなどのUNIXコマンド関連(cd, lsレベルじゃ足りない)

大学は授業だけで学ぶ場所じゃないんで、

自分でどんどん脱線して勉強することが大切で、

そういう風にやってたりするとすごい良いなーと思います(知ってましたけど)

 

 ◆どうでもいい感想

レッドブルに2回手を出しました。

・ラーメンが好きな人が多くて笑えました。

Macにちょっと慣れてMacBook Air欲しくなりました

・回数券の買い方ちょっと間違えました。

・名刺なくなりそうだったので、焦ってインターン前に作って正解でした。

 

という感じで、自分メモがかなり比重高くて煩雑な日本語ですが、

以上です。